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「経理・人事・総務」といったバックオフィス職への転職に関心はあるものの、未経験からでも挑戦できるのか、将来性はあるのか、不安を感じている人は多いのではないでしょうか。実は今、専門性を持つバックオフィス人材は多くの企業で不足しており、経験・資格を活かしたキャリアチェンジのチャンスが広がっています。
この記事では、厚生労働省や帝国データバンクのデータをもとにバックオフィス職の転職市場の実態を解説し、未経験から転職を成功させるポイント、おすすめの専門転職エージェントまで詳しく紹介します。
バックオフィス職(経理・人事・総務)とはどんな仕事?
- 経理・人事・総務・法務など、企業の内部を支える管理部門の総称
- 売上には直結しないが、組織運営に欠かせない「縁の下の力持ち」的な存在
- 専門知識が必要な分、経験者は業界を問わず評価されやすい
バックオフィスとは、経理・財務、人事・労務、総務、法務、情報システムなど、企業の内部業務を担う部門の総称です。営業やマーケティングのような「フロントオフィス」に対して、社内の仕組みを支える役割を担います。
経理であれば伝票処理や決算業務、人事であれば採用・労務管理、総務であれば庶務や資産管理など、業務内容は幅広く、企業規模によっては複数領域を兼務することも珍しくありません。専門性が高まるほど転職市場での価値も上がりやすい職種です。

経理・人事・総務、それぞれの仕事内容とキャリアパス
- 経理は数字、人事は「人」、総務は「社内全般」を扱う仕事
- それぞれ役立つ資格・スキルは異なる
- 実務経験を積むと、管理職やスペシャリストへのキャリアパスが開ける
| 職種 | 主な業務 | 役立つ資格・スキル |
|---|---|---|
| 経理・財務 | 伝票処理、決算、資金管理 | 日商簿記、経理実務経験 |
| 人事・労務 | 採用、給与計算、労務管理 | 社会保険手続き知識、面接対応経験 |
| 総務 | 庶務、資産管理、社内規程整備 | 調整力、幅広い実務対応力 |
経理は数字に強い正確性、人事は採用や労務トラブルに対応する調整力、総務は幅広い業務を臨機応変にこなす対応力が求められます。経験を積むほど、経理なら管理会計や財務、人事なら制度設計といった専門性の高い仕事へとキャリアを広げやすくなります。
データで見るバックオフィス職の転職市場
- 一般事務の有効求人倍率は0.28倍と、全国平均を大きく下回る
- 一方で専門性の高い経理・人事の実務経験者は不足傾向にある
- 「量」より「専門性」が問われる転職市場になっている
まず押さえておきたいのが、事務系職種の求人倍率です。厚生労働省の調査によると、2026年7月分の有効求人倍率は次のようになっています。
| 職種 | 有効求人倍率 |
|---|---|
| 一般事務の職業 | 0.28倍 |
| 全国計(季節調整値) | 1.18倍 |
| 情報処理・通信技術者 | 1.50倍 |

単純な「一般事務」は応募者数が多く、倍率が低い狭き門であることが分かります。一方で、経理・人事・法務といった専門知識や実務経験を要するポジションは、企業側が採用したくても応募者が集まらない「質」の不足に悩んでいるのが実情です。単なる事務経験ではなく、専門性をどう積み上げるかが転職成功の鍵になります。
なぜ今、バックオフィス人材が不足しているのか
- 人手不足を理由とする企業倒産が3年連続で過去最多を更新
- 決算期・年末調整など繁忙期に業務が集中しやすい構造的な課題
- DX化が進んでも、判断や調整を担う人材の代替は難しい
帝国データバンクの調査によると、人手不足を原因とする企業倒産は2023年に260件、2024年に342件、2025年には427件と、3年連続で過去最多を更新し続けています。中小企業を中心に、管理部門の担い手不足が経営リスクに直結し始めています。

バックオフィス業務は月末の請求処理や年末調整、決算といった繁忙期があり、専門知識も求められるため、経験者の採用が難しいという構造的な事情があります。会計ソフトの普及やAI活用が進んでも、社内調整や例外対応を担う人材の重要性は下がりにくく、経験を積んだ人材の市場価値はむしろ高まっています。
未経験からバックオフィス職へ転職する3つのポイント
- 基礎資格を取得する:経理なら日商簿記2〜3級、人事なら労務関連の基礎知識など、未経験を補う資格があると書類選考が通りやすくなります。
- Excelなどの実務スキルを示す:関数・ピボットテーブルの操作経験、会計ソフトの利用経験は具体的なアピール材料になります。
- これまでの経験と紐づけて志望動機を語る:前職での数値管理や調整業務の経験を、バックオフィス業務にどう活かせるか言語化しましょう。
未経験の場合、いきなり大企業の経理部門を狙うより、中小企業やベンチャーの「経理担当1人目」のようなポジションから経験を積むのも有効な選択肢です。専門エージェントに相談すると、自分の経験に合った求人を紹介してもらいやすくなります。
バックオフィス職に向いている人の特徴
- 細かい作業をコツコツ正確に続けられる人
- 複数の関係者と調整しながら仕事を進めるのが苦にならない人
- ルールや期限を守ることを大切にできる人
前職が接客業や営業職であっても、伝票整理やシフト調整、備品発注などの経験があれば、バックオフィス業務に通じる強みとしてアピールできます。「派手さより堅実さ」が評価されやすい仕事だからこそ、これまで日の目を見づらかった地道な経験が武器になりやすいのもこの職種の特徴です。
バックオフィス転職におすすめのエージェント「Backup Career」
バックオフィス職への転職を考えるなら、経理・人事・総務など管理部門に特化した転職エージェント「Backup Career」の利用がおすすめです。専門特化型だからこそ、業界知識を持つアドバイザーから的確なアドバイスを受けられます。
- バックオフィス職に特化したオンライン転職支援サービス
- 求人紹介だけでなく、長期的なキャリアプランを見据えた個別サポートを実施
- 1on1形式で一人ひとりの経験・希望に合わせた提案を行っている
Backup Careerを運営するMirise up株式会社は、求人を紹介するだけでなく、面談を通じて長期的なキャリアの方向性を一緒に整理してくれる点が特徴です。未経験からのキャリアチェンジを考えている人にも、経験を活かしてステップアップしたい人にも、まず相談してみる価値があるサービスといえるでしょう。
職務経歴書・面接でアピールすべきポイント
- 数値管理、書類作成、社内外調整など「地道な業務を正確にやり切った経験」を具体的に書く
- 「効率化のために工夫した点」があれば、改善提案力として伝える
- Excelスキルは「関数を使えます」ではなく、具体的な業務内容とセットで説明する
バックオフィス職の選考では、派手な実績よりも「正確性」「継続力」「調整力」が重視される傾向があります。前職がまったく異なる業種であっても、伝票処理や勤怠管理、備品発注のような細かな管理業務の経験があれば、積極的にアピールしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 未経験でも経理・人事に転職できますか?
A. 可能です。特に中小企業やベンチャー企業では、簿記などの基礎資格とポテンシャルを重視した未経験採用も行われています。専門エージェントを活用し、自分に合った求人を探すのがおすすめです。
Q. バックオフィス職は将来AIに代替されませんか?
A. 定型的な入力作業はAIやシステムに置き換わりつつありますが、社内調整やイレギュラー対応、経営判断の補助といった業務は人の判断が必要とされ続けると考えられています。
Q. 転職エージェントは何社くらい登録すればいいですか?
A. バックオフィス特化型エージェント1社に加えて、総合型エージェントを1〜2社併用すると、専門求人と幅広い求人の両方にアクセスしやすくなります。
Q. 経理・人事・総務のどれを目指すか決められません
A. 数字の扱いが得意なら経理、人と話すことが好きなら人事、幅広い業務に対応したいなら総務が向いている傾向があります。迷った場合は、専門エージェントの面談で自分の適性を相談してみるのもおすすめです。
まとめ
バックオフィス職は、一般事務のような「応募者過多」の職種とは異なり、専門性を持った人材が不足している分野です。未経験からでも、資格取得や実務スキルの言語化次第でチャンスは十分にあります。まずはBackup Careerのような専門エージェントに相談し、自分に合ったキャリアの方向性を整理することから始めてみましょう。
参照ページ/引用元:
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75707.html
帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査(2025年)」
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260108-laborshortage-br2025/
新卒で入った会社を1年で辞め、情報がないまま手探りで転職活動をした経験があります。その後HR・人材業界で7年間、採用や転職支援の現場に携わってきました。「知っていれば防げた遠回り」を減らせるよう、業界で得た知見とデータをもとにした転職・キャリアの情報をこのブログで発信しています。エージェント選びや書類の書き方など、実践的な内容を中心に更新中です。
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