「今は転職に向いている時期なのか」と迷ったとき、参考になる指標のひとつが有効求人倍率です。この記事では有効求人倍率の推移データをもとに、転職市場の動きと、自分にとって動くべきタイミングをどう考えればよいかを整理します。
有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、ハローワークに登録されている求職者1人あたりに、何件の求人があるかを示す指標です。数値が1を超えると求人数が求職者数を上回っている「売り手市場」、1を下回ると「買い手市場」とされます。厚生労働省が毎月発表しており、景気や雇用情勢を見る代表的な指標として使われています。

データから見える転職市場のポイント
推移を見ると、2018年前後にかけて倍率が上昇し、いわゆる売り手市場のピークを迎えた後、2020年に大きく落ち込んでいることが分かります。その後は緩やかに回復し、直近は1.2〜1.3倍前後で推移しています。
- 倍率が高い時期は、求人数自体が多く選択肢が広がりやすい
- 倍率が低い時期は、求人が絞られる分、応募先の見極めや準備がより重要になる
- 業種・職種によって倍率の動きは異なるため、全国平均だけでなく志望業界の動向も合わせて確認するのが望ましい
今、転職を考えるべきタイミングかどうかの判断軸
有効求人倍率はあくまで市場全体の傾向を示す参考指標であり、「倍率が高いから動くべき」「低いから待つべき」と単純に決められるものではありません。判断のポイントとしては次のような軸があります。
- 現職の状況:心身の負担が大きい、キャリアの停滞を感じているなど、待つことのリスクが大きいか
- 志望する業界・職種の求人動向:全国平均ではなく、志望領域の求人数・採用意欲がどう動いているか
- 準備の状況:職務経歴の棚卸しや自己分析がどこまで進んでいるか
市場が良いときほど競争も生まれやすく、逆に市場が厳しいときこそ準備を丁寧に行うことで差がつきやすいとも言えます。まずは情報収集として、転職エージェントに相談し、志望領域の最新の求人動向を確認するのも有効な手段です。
転職市場の情報収集にエージェントを活用する
JAIC(ジェイック)就職カレッジは、正社員未経験・フリーター・既卒の方に強い就職支援サービスです。研修を通じて企業への就職を親身にサポートしており、初めて転職市場の動向を相談してみたい方に向いています。

20代の転職相談所は、25万人が利用する20代専門の転職相談サービスです。適性や転職の緊急度を無料診断できるほか、非公開求人への応募も可能で、市場動向を踏まえた相談がしやすいのが特徴です。

よくある質問
Q. 有効求人倍率が低いときは転職しないほうがいいですか?
A. 一概には言えません。倍率が低い時期でも、業界や職種によっては採用意欲が高い企業もあります。全国平均だけでなく、志望領域の動向を個別に確認することが大切です。
Q. 最新の有効求人倍率はどこで確認できますか?
A. 厚生労働省が毎月公表している「一般職業紹介状況」で確認できます。
まとめ
有効求人倍率は転職市場全体の動きを把握するうえで参考になる指標ですが、最終的な判断は自分の状況と志望領域の動向を踏まえて行うことが大切です。市場の動きを把握しつつ、情報収集の一つとして転職エージェントの活用も検討してみましょう。
参照ページ/引用元:厚生労働省「一般職業紹介状況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1.html)
新卒で入った会社を1年で辞め、情報がないまま手探りで転職活動をした経験があります。その後HR・人材業界で7年間、採用や転職支援の現場に携わってきました。「知っていれば防げた遠回り」を減らせるよう、業界で得た知見とデータをもとにした転職・キャリアの情報をこのブログで発信しています。エージェント選びや書類の書き方など、実践的な内容を中心に更新中です。
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